agedbeginner’s diary

プログラミング・IT業界、シングルマザーの経済的自立に関することその他について発信

シングルマザーにとってプログラミングは生活の足しになるか?

シングルマザーにとってプログラミングは?

 ここでのプログラミングは、広い意味でのIT技能を意図して使っている。(具体的には狭い意味でのコーディングだけではなく、Webページなどのフロントデザインも含めている。)

 前のブログでも触れたが、プログラミングは、専門的技能であるので賃金が高く、働く場所や時間にあまり縛られない働き方ができる、シングルマザーにとっても理想的な技能だと思う。

 最近はクラウドワークスなどのようなシステムを使って、自宅にいながらフリーランスとして働く方法も不可能ではなくなってきているのはありがたいことだ。

 ただ、気になるのは、この技術をどうやって身に着けるかだ。

プログラミング習得上の問題

 学習方法についても、最近は無料のものもかなり充実してきており、有料でもかなり低廉なものも出てきているが、プログラミングを実際にやってみると、一人ではなかなか解決できないトラブルに突き当たったり、何をどの程度勉強していいのかわからなくなったりすることが多く、「独学は挫折する」と言われるのも頷ける。

 そういう意味では、人から教わることが決定的に重要だが、その場合学校に通うというのは、小さい子を抱えた状態ではかなり難しいが、かといって独習では挫折の問題が避けられない。

 そうすると、自ずと遠隔教育というのが解決策になると思われる。

何を教えるかが問題

 この間、プログラミングスクールについて色々考えたり調べたりしてきて気づいたこととしては、どこまで勉強すれば良いのかということが明確ではないということだ。

 大抵のスクールは、エンジニアになれるとか、就職できるといったキーワードでゴールを示しているが、実際にはエンジニアになるのに国家試験があるわけではない(エンジニア資格とは直結しない情報処理技術者試験というものはあるが、必ずしも必須ではない)ので、スクールごとにゴールがまちまちであり、教えている内容もバラバラである。

 就職についても、スクールを出ただけで十分な能力が身についていることはまずなく、スクールを卒業しただけではむしろ未経験者として扱われるだけで、本来採用対象ではない。

 しかし、人手不足であることも事実なので、企業側は実際には将来性を見込んで採用しているのが現実だ。そのため、スクール卒業生は、卒業後もさらに努力を重ねて独自の成果物を作り、他の卒業生らとは違うことを示さないと、なかなか就職できない。

で、どうするか

 前々回のブログで、要するに教え方に問題があるから女性が参入しにくいのではないかということを書いたが、現在私がぶつかっているのは、まず何を教えるかというカリキュラム・シラバスの問題だ。

 かなしいかな私自身はまだスクールを卒業したての、羽も生え揃っていない雛鳥でしかない。就職戦線がどうなっているのか、フリーランスとして安定した収入を得るためにはどのくらいの実力が要求されるのかが、実感としてわからない。

 なので、現在は人集めの真っ最中だ。

 幸い複数の協力者が得られ、グループとして動き出してはいるが、適切な助言者も資金もない状況であるので、これからはそうしたリソースを確保すべく運動を継続していきたい。